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各学年の英語指導・到達目標が明確なオンライン学習システム
ワークシート、音声、ゲーム、クイズ動画などの補助教材で英語学習
指導アプローチとカリキュラムおよび教材作成上の留意点

LINCキッズ・イングリッシュでは学習者の生活体験を大切にしながら、教師 と学習者、また学習者同士の豊かな言語活動を引き出し、楽しみながら自然な習得を促し、かつ英語学習に対する興味・関心を高めるためのカリキュラムおよび 教材を作成しています。

1) 話題や場面をシラバスとする
学習者の発達段階を十分考慮し、生活に身近で、学習者の興味・関心に合った話題や場面を中心とした指導案。

2) 異文化との共通性・異質性を計画的に取り扱う
それぞれの話題に関連して、英語圏に限定せず、諸民族、諸国民の文化や価値観との共通性・異質性を取り扱うとともに、歌、ゲーム、音声、動画、イラスト、写真、グラフィックなどを効果的に利用する。

3) 材料は話題、場面に必要なものを優先する
1. 文型・文法事項は、SVC,SV,SVO,SVOO,それらの否定文、一般疑問 文、特別疑問文および命令文程度を目安とする。
2. 単語は、学習者の生活体験に関わるものを中心にし、音声のみで与える単語と 文字で与える単語を区別する。
3. 会話を円滑に進める上で必要な表現や定型表現を多くとり扱う。

4) 歌やゲームなどの活動を効果的に取り入れる
学習効果を高めるために、歌、ライム、ジャズ・チャンツ、早口言葉、クイズ、ゲーム、スキット、外国の遊び、国内・国外の伝統的行事、童話、民話などを効果的に取り扱う。

5) 言語材料をスパイラル状に提示する
既習事項を繰り返し復習させながら新出事項を学習させる配慮を行なう。


教材指導法に関する留意点

1) できるだけ外国語で語りかける教材で指導する
児童期の学習者の特徴は、耳で外国語に触れ、まねて言い、教師や友達、オンライン教材との英語による交流(interaction)を通して、発音や語彙や文法をごく自然に身につけていくことである。したがって、学習者にとって興味ある話題について、易しい外国語で、繰り返しを多くし、自然な発音で語りかけ、無理をせず少しずつ学習者の発話を引き出せるよう指導する。

2) 言語使用を体験させる
学習事項をある程度理解した後、ロールプレイ、スキットなどを楽しく取り入れ学習事項の定着を図 るとともにそれらの使い方を学ばせる。またコミュニケーションができる喜び、自己表現ができる喜びを味わわせるような楽しい教材で指導する。

3) 楽しく学習させる
歌、ライム、ジャズ・チャンツ、クイズ、ゲーム、絵本、紙芝屠、スキッット ワードゲーム、フォニックス、電子メール、ストーリー、などを効果的に利用し、できるだけ楽しく学習させることにより、英語学習の楽しさを味わわせるとともに、将来の英語学習に対する意欲づけを図る。


LINCキッズ・イングリッシュ英語教育カリキュラム試案

上記で提案した目的、指導目標、到達目標に沿って、4~6年生を対象に週2時問の「英語教育」を実施する場合のカリキュラムの試案および1~3年生から実施する場合の4年生に接続するカリキュラム案を作成しました。以下、試案作成の際の基本的な方針と試案を紹介します。

LINCキッズ・イングリッシュ・カリキュラム試案

A. 4技能の指導
コミュニケーションの基礎的な能カの育成および児童期の学習者の言語習得上の特徴を踏まえ、「聞くこと」「話すこと」を徹底的に重視する。すなわち、3、 4年生では「聞くこと」「話すこと」に限定し、5,6年生でも「聞くこと」「話すこと」を中心に教材を作成した。基本的な単語の音読、6年生では基本的な単語や文の音読に加え、アルファベットや基本的な単語文を導入し、「読むこと」「書くこと」に段階的に親しませる。これは、音声によって学習したことがらの理解、定着を強化するという学習効果をねらうとともに、学習者の学習スタイルは多様であり、読んだり書いたりするほうが理解、定着が容易である学習者に対する配慮が必要だからである。なお、文字の指導はあくまでも音声中心の学習の補助手段であり、「読むこと」「書くこと」に親しませることを目的とするものであるから、評価の観点には含めない。

B 領域、話題、場面について
話題(topic)、場面(situation)シラバスのカリキュラム作成にあたり、学習者の生活体験を重視する。すなわち、学習者の生活体験を領域に分割し、各領域について各学年の学習者の発達段階に合った話題、場面を設定する。このように学年が進むにつれて発展する話題、変化に富んだ場面を提供することにより、5年生では4年生で学習した「自己紹介」、6年生では4,5年生で学習した「自已紹介」、「他者紹介」を復習しながら新出事項の学習に導くことになる。すなわち、繰り返し学習することで、より内容のあるコミュニケーション活動、自己表現活動が可能となる。

C.言語材料について
学習者に言語材料の意味、用法を理解させ、身につけさせるためには、学習者の生活に身近な興味ある話題、場面で、自然な文脈(やりとり)を提示し、言語活動に楽しく取り組ませることである。このような観点から、レッスン内容は文法・構造を中心に作成していない。それぞれの場面で話題の展開に必要な機能 (function)、それを表わす表現形式(form)、語彙(word)を中心に作成。なお、機能、表現形式、語彙、定型表現の取り扱いについては、 次の点に留意した。

1)機能
1. あいさつなどの杜交儀礼的な言葉
2. 客観的なことがらについて伝えること
3. 客観的なことがらについてたずねたり、それについて答えたりすること
4. 自分の感情・考えなどを伝えること
5. 相手の感情・考えなどをたずねたり、それに答えたりすること
6. 自分がしてもらいたいこと、相手にしてあげられることを伝えたり、それに答えたりすること
7. 会話を円滑にすすめるための言葉 ・表現

2)表現形式
6年問で取り扱う表現形式のうち、文型はSV, SVC(v:be動詞),SVO,SVOO程度とし、文の種類は肯定文、否定文、一般疑問文、特別疑問文、命令文とする。時制は基本的には現在時制および現在進行形とする。

3)単語
学習者の生活体験を表現するのに必要な単語、すなわち、聞いたり、話したりするためのコミュニケーションに必要な単語を選択する。

D.アクティビティについて
学習者にアクティビティを楽しく取り組ませることによって、英語を多量に耳にしたり、何度も繰り返したり、学んだ英語を使ってコミュニケーション活動や自已表現活動を行なわせる。歌、ライム、 ジャズ・チャンツ、ゲームなどを利用して音に慣れさせる。